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お口の健康のヒント Vol.9

キシリトール

xylitol

キシリトールは化学式では C5H12O5

キシロースから合成される糖アルコールの一種です。 天然の代用甘味料で、シラカバから発見されギリシア語「Xylon=木」から命名されました。
キシリトールは唾液中の消化酵素で分解されず、 口腔内の細菌による酸の産生が殆どありません。 その為、「非う蝕性甘味料」として知られています。
つまり、虫歯になりにくい甘味料です。

sucrose

現代人の食生活で最も一般的な甘味料は砂糖(スクロース)です。
スクロースは唾液中のスクラーゼによって消化され口腔内の細菌によって酸を産生し、虫歯の原因になります。



キシリトールは虫歯の原因になる可能性の低い甘味料で、 スクロースと同じ位の甘みがありカロリーは40%も少ないのです。
その上小腸でゆっくりと吸収され血糖値にもひびかないダイエット甘味料です。

現在ではガム類に多くキシリトールが含まれています。 ガムの包装紙の裏側を見ると原材料名が書いてあります。 甘味料にキシリトールと書いてあるものは、砂糖(スクロース)の入ったガムより虫歯になりにくいことは確かです。


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