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お口の健康のヒント Vol.12

乳歯の生え方と予防方法

『乳歯の生え方と予防方法』

乳歯の状態特徴予防方法
6ヶ月乳歯が生え始める手にした物は何でも口に入れたがる歯ブラシを遊びの中に取り入れ、歯ブラシに慣れさせる
1才6ヶ月乳前歯が生えそろう(8本)
上顎4本
下顎4本
自我が強くなる自分で磨こうとするようになる(実際には磨けていないので、大人がチェックする)
3才乳歯が生えそろう(20本)
上顎10本
下顎10本
乳歯の虫歯が増える時期自分で磨けるように訓練する(磨けないところは大人が補助してあげる)
4〜5才乳歯の根を永久歯が吸収を始める外で遊ぶ事が増え、間食も多くなるきれいに磨けるように訓練する(磨けないところは大人が補助してあげる)
6才6歳臼歯が生える学校生活が始まり、生活習慣が変化する今までよりもさらに奥へ歯ブラシを入れ、6歳臼歯を磨く(磨けないところは大人が補助してあげる)

大切な6歳臼歯

6歳頃になると最初の永久歯が生えてきます。
永久歯の中でも噛み合わせの中心となり、歯並びの基礎となる一番立派な大きな歯です。
この歯を6歳臼歯と呼んでいます。

虫歯になりやすい6歳臼歯

○生え終わるまでに期間がかかる

通常は3〜4ヶ月位かかって生え終わるので、歯をおおっている歯肉の隙間に食べ物が詰まって歯磨きがしにくい状態です。 又、生え終わるまでは上下の歯が噛み合わないので、噛み合わせによる自然な清掃も期待出来ません。

○噛み合う面の溝が深く、物が溜まりやすい

○口の一番奥にあるので、磨きにくい

○生えたての歯は、歯の質が弱く抵抗力が少ない

歯の表面は、生えてから2年位で通常の強さになります。 生えたての歯を守るためにフッ素は大変有効です。


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