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お口の健康のヒント Vol.10
フッ素
『フッ素は自然界の物質です』
○わかめ等の海藻類
○お茶
○小魚
にも含まれています。
<フッ素の3つの働き>
@フッ素をエナメル質に塗るとエナメル質が強化され虫歯の酸に負けにくい歯になります。
Aごく初期の虫歯なら(CO)フッ素は歯の修復を助ける働きをします。
Bプラーク(歯垢)の中にフッ素が入ると虫歯菌の発育や、虫歯菌の出す酸の量を抑えるなど虫歯菌の働きを弱くする作用があります。
☆フッ素の安全性
フッ素を一度に大量に飲み込むと中毒を起こしたり、長期にわたって過剰摂取すると、
永久歯に白い斑点ができる可能性もあります。
でも、市販されているフッ素入りの歯磨剤やジェル、スプレーなどに使われているフッ素は低濃度なので
適量を守れば、安全性に問題はありません。
アメリカの環境庁では1日に摂取してよいフッ素量を、体重1kgあたり0.06mgと決めています。
体重10kgの子供の場合、1日600mg 3回磨くとすると1回200mgです。
でも、実際に子供が使う歯磨剤の量は1回10〜30mg程度です。
歯磨剤に入っているフッ素はわずかなので心配はないと思います。
☆フッ素を上手に使うには
まず、@家庭で
A毎日数回
B低濃度のフッ素を使い続ける事
が大切です。
そして、歯医者さんで高濃度(NaF20mg)のフッ素を定期的に塗ってもらいましょう。
フッ素を上手に使うことで強い丈夫な歯になっていきます。 特に永久歯が生えてきたら、歯医者さんでフッ素を塗ることをおすすめします。
☆大事なこと!!
フッ素を塗ったからといって虫歯にならないと安心しないでください。 歯磨きが悪いと虫歯はすぐに出来てしまいます。小3まではお父さん、お母さんの仕上げ磨きが必要です。